事業内容service


STEEL FRAME鉄骨⼯事
- スタッドの役割
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- 鉄骨工事においてコンクリート構造物の補強に利用されます
- スタッド溶接はスピードと効率から特に大規模な建設現場で広く利用されます
- 主な現場名
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広島駅南口ビル新築他工事
(仮称)イオンタウン楽々園新築工事
西宮総合医療センター(仮称)病院棟外建築工事
東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発

BRIDGE橋梁⼯事
- スタッドの役割
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- 橋梁工事において構造部材を強化し、接続部の補強に利用されます
- 主な現場名
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佐世保高架橋工事
広島駅前大橋工事

PLANT造船・床版工事
- スタッドの役割
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- 造船所において船内の窓の取り付けを行っております
- 高速道路の床版と鋼桁を結合しの耐久性を高めます
- 主な現場名
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- 造船:今治造船株式会社
- 床版工事:阪神高速神戸線更新工事
:吉備谷橋他2橋床版取替工事
⼯法紹介
Construction method introduction
アークスタッド溶接
(ARC STUD WELDING)
アークスタッド溶接は建築⼟⽊のシアコネクターの溶接に使⽤されるスタッド溶接であり、スタッド溶接といえば、この溶接法を指す。この⽅法は図1に⽰すように、⺟材に接触させたスタッドを制御装置の働きで⾃動的に引き上げ、アーク発⽣をさせる。
図1
スタッド溶接の原理

その後所定の時間溶接電流を流し、⺟材とスタッドの両者を溶融させた後、溶融池が形成されたところでスタッドを⺟材に圧⼊し、それと同時に溶接電流を遮断する。スタッドと溶接部分が⼀体化し固まり溶接が完了する。なお、スタッドの先端にはアーク発⽣を容易にし、脱酸材の動きをするアルミボールが込まれている。また、スタッドの先端部には外気を遮断し、溶接部に適当な形状のカラーを形成させる磁器製のフェルールが装着され、溶接終了後に壊して取り除かれる。スタッド溶接法の特⻑は、⼤電流で短時間に溶接が簡単にでき溶接歪が⼩さく低コストな接合法である。溶接条件は基本的には軸径(断⾯積)に⼤きく依存し太くなるにつれて溶接電流、時間を増加させていくことになるが、適切な溶接条件はスタッド径に応じて確⽴されており、ほとんどはリモートコントロールのダイヤル設定のみで難しい操作はない。参考として頭付きスタッドの溶接条件例を表1.2に⽰す。
表2
頭付きスタッドの溶接条件例
スタッド溶接部径(mm) | 溶接電流(A) | 溶接時間(sec) | 突出長さ(mm) |
---|---|---|---|
13 16 19 22 |
850~950 1050~1300 1350~1650 1500~1900 |
0.5~0.7 0.55~0.80 0.7~1.0 0.8~1.2 |
3~4 4~5 4~5 4~6 |
溶接条件は、頭付きスタッド直径13mmでは、850A,.秒、同22mmで1800A,.秒程度である。なおスタッド協会では溶接技術者の技量検定(基本級[下向き]と専⾨級[全姿勢溶接])が⾏われ、資格を認定し育成を⾏っている。

